釜煮茶

【平成の千利休、一押しのお茶】

1番茶は8月、土用すぎの完熟した茶葉。 年に1回の収穫で、お茶の木に優しく、木の寿命が、100年単位になります。
一般のように、年に3~4回芽を摘むと茶の木も弱ってしまい、寿命は30年。 葉の中の栄養素も3~4分の1に!

「虫歯の予防にばん茶でうがい」 完熟した茶葉には、フッ素分が大量に!  釜煮茶でうがいをしてそのまま飲んで下さい。
農水省・茶業試験場が公表したデータでも、新芽には30~350ppmのフッ素分が、完熟葉では1000~1800ppmも含まれます。

文字通り、鉄釜に湯を沸かし、摘んだ枝葉を入れます。 かき混ぜながら、1時間ほど煮込みます。 葉が茎から離れるくらいまで。
真夏に煮えたぎる釜の横にへばりつくので、大変な重労働です。 そのせいで、生産量がどんどん減ってきました。